事業概要

秋田工業用水道は、昭和40年、国の指定を受けた「秋田港湾地区新産業都市建設計画」の一環として、秋田臨海工業地帯の新規立地企業に工業用水を供給する目的で昭和43年に建設工事が着手されました。

昭和46年に一部施設が完成し、同年7月から給水が開始されました。引き続き増設工事が行われ、昭和49年の工事完成により、給水量20万㎥の施設となりました。

その後、昭和59年に新産業開発計画に基づくテクノポリスの指定を受けた秋田市御所野地区 の秋田新都市へも工業用水を供給することとなり、平成2年度から拡張工事に着手し、平成3年から供給を開始されました。

現在、工業用水は、様々な業種で、多様な用途に使われております。

施設の概要

秋田工業用水道事業は、一級河川雄物川右岸に取水口を設け取水し、取水された原水はポンプにより、導水函(2,000×2,000㎜)と導水管(φ1,600㎜、φ1,200㎜)にて沈砂池、沈殿池へ送水され、浄水された後、二箇所の 配水池(勝平及び御所野)に、ポンプにより送水し、配水池より自然流下で各受水企業に供給しております。

また、送水管延長は秋田湾地区でL=6,193m(管径φ1,200㎜)、 御所野地区でL=6,045m(管径φ400㎜)、合計L=12,238mとなっております。配水管延長は秋田湾地区で L=11,984m(管径φ1,600~250㎜)、御所野地区でL=2,509m(管径φ350~250㎜)、 合計L=14,493mである。送水管と配水管を併せた全体管路延長はL=26,731mであります。

秋田工業用水道

秋田工業用水道の処理の流れ。合計8ステップ